午前4時、目が覚めてしまった。
窓の外はきれいなネオンが光っています。 お気に入りの眺め。 真っ暗な空に真っ赤なビルの回避灯がちかちかと点滅。 市内に多数あるマンションの街灯が星のように瞬く。 時折通る車の光が遠くから光っては消えていく。 川面に移る橋の街灯もゆらゆらと瞬いている。 この眺めがとても好き。 早起きすると眺めながらコーヒーをいただく。 この家はとびきり急いで購入した。 実家が近いこと、子供の新学期に間に合うように入居できること、 適当な広さがあること。 家に対する思い入れがなさ過ぎたのか、それまで住んでいたアパートより 住みやすければどこでもよかったのか、とにかく決断が早かった。 すんでみて分かったこと。眺めがいいんだ。副産物。 住んでしまうといろいろな欲求が後からわいてくる。 こういう間取りがよかったんじゃないか、広さが物足りない、照明が明るすぎた・・・・などなど。 もしもこの次家を買うチャンスに恵まれたら、今度こそこうしよう、ああしよう、と 雑誌を買いあさっては研究し、思いをめぐらせている。 いつものお散歩コースにお気に入りのおうちがある。 卵色の外壁に茶色い屋根。大きなシンボルツリーがでんと鎮座し、 庭に抜けるアプローチにはアーチのバラ。 ウッドデッキにはかわいいテーブルに椅子。 こんな家に住んでみたいと思った。毎日が丁寧に送れそうな気がする。 今度買う家はこんな家よ!と決めていたのに チャンスに恵まれると同じ過ちを繰り返す・・・成長がないのか・・・。 条件は3つ 1.すみやすい間取りであること 2.学校が近いこと 3.通勤に便利なところ あれ?外壁はどうなの?この間取りじゃ今と変わらないよ う~~ん、やはりあこがれはあこがれなのか? でもでもこだわったことがひとつ。 眺めがいいこと。 一人早起きした朝にコーヒーを飲みながらネオンが見える眺めを希望しました。 そう、カーテンをしない我が家にとって眺めはひとつのキャンバス。 お気に入りの家具を置ける広さも条件の一つ 椅子が好きです。といっても今持ってるこだわりの椅子は架空のものだけど こんな椅子が置きたい、こんな椅子に座りたい、という希望だけはある。 この椅子は背中にフィットする感じがすき。 少し低めの椅子です。食卓の椅子には低すぎるかな。 ひじかけもちょうどいいのです。 この椅子はゆったりと深く腰掛けられて落ち着きます ひとつは欲しいかも。 こんな感じで好きなものをひとつずつ増やしていけたら それが私の家に対するこだわりなのかも。。。。 実物はもっと素敵なのよ。
by rose-maryk
| 2007-11-05 04:58
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